- 2024年12月16日
- 2024年12月17日
年末年始の目の疲れ解消法
今年も残りわずかとなりました。年末年始の巣ごもり生活では、乾燥した室内で過ごす時間が多くなり、眼精疲労を引き起こしやすくなります。眼精疲労の症状には、次のようなものがあります。
- ピントが合いにくい
- 目が霞む
- 充血や目がしょぼしょぼする
- 乾く
- 目の奥が痛い
- 肩こりや頭痛
これらの眼精疲労の解消には、次のような方法が効果的です。
- まばたきを意識して休憩をとる
- 遠くを見て、眼のまわりの筋肉をほぐす
- 蒸しタオルやホットアイマスクを使用する
- 眼の体操をする
- 眼のツボマッサージをする
- 眼に良い食事を心がける
また、最近はスマートフォンやタブレットなど小さい画面や文字を見る機会も多くなっています。利用する際は次のようなことにも気をつけましょう。
- タブレットやスマートフォンは40〜50cmの距離を保って使用する。パソコンの画面なら50~70cmになるように調整。
- 姿勢は正しく、明るい環境下で、画面は視線よりもやや低めに設置する(ドライアイ対策にもなります)。
- 長時間の連続使用は避けるる。30分ごとに5分程度、あるいは1時間ごとに10分程度は休憩をとって、目を休める。
- 部屋の湿度を保って目の表面の乾燥を軽減する(ドライアイ対策にもなります)。
- 瞼に40℃くらいの蒸しタオルをのせて10分ほど温めるのもお薦めです。血行が良くなってピント調整筋の疲れが改善する効果や、涙の性状が良くなり表面の潤いが保たれ易くなる効果が期待できます(同様の目的でホットアイマスクが市販されています)。
年末年始は目もしっかり休めて新年を迎えましょう。
今年も多くの患者様に来院いただき、誠にありがとうございました。来年度も患者様に満足していただけるようスタッフ一同頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。