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眼瞼下垂 PTOSIS

眼瞼下垂とは

【眼瞼下垂点眼薬】アップニーク®ミニ点眼液0.1%について

眼瞼下垂は、まぶたが下がってきて見にくくなる病態です。その原因は、上まぶたを上げる筋肉の力が弱くなったり、その付着部である腱(けん)が弱くなったり、はがれたり、また、穴が開いたりすることです。

眼瞼下垂とは

画像提供:参天製薬

眼瞼下垂の症状

眼瞼下垂は大まかに三つに分類することができます。一つめは生まれつきの眼瞼下垂、二つめは大人になってからなる眼瞼下垂、三つめは眼瞼下垂にみえるのだけれどもまぶたを上げる筋肉や腱には異状のない偽(にせ)眼瞼下垂です。眼瞼下垂になり上まぶたが下がることで、次のような症状が起こることがあります。

見えかたへの影響

  • 目を開けづらい
  • 見えづらい
  • 目が疲れる
  • ものを見る時におでこやまゆ毛、上まぶたに力が入る
  • あごをあげて見てしまう

見た目の変化

  • 以前に比べて上まぶたが下がってきた
  • 左右の上まぶたの開き具合が違う
  • おでこのしわが増えた(まゆ毛の位置が上がっている)
  • 疲れて見える
  • 眠そうに見える

身体への影響

  • 上まぶたが重たく感じる
  • 頭痛がある
  • 肩こりがある

眼瞼下垂の手術治療

眼瞼下垂の治療は、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋など)の緩みを改善する手術が根本治療の第一選択です。当院では手術を実施していないため、手術をご希望の場合は連携している他院をご紹介します。

眼瞼下垂の点眼治療

2026年5月に参天製薬より、後天性眼瞼下垂に対する日本で初めての点眼治療薬が発売されました。まぶたを持ち上げる働きに関わる筋肉へ作用し、手術以外の新しい選択肢として期待されています。当院ではこちらの点眼治療が可能です。

【眼瞼下垂点眼薬】アップニーク®ミニ点眼液0.1%について

適用となる種類

【眼瞼下垂点眼薬】アップニーク®ミニ点眼液0.1%

画像提供:参天製薬

加齢やコンタクトレンズの長期装用などによってまぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋など)の力が弱まった「後天性眼瞼下垂」に効果を発揮します。

適用の対象外となるケース

重症筋無力症などの神経筋疾患、脳卒中、ホルネル症候群、あるいは先天性の眼瞼下垂には適応しません。また、重度の眼瞼下垂や皮膚のたるみが強い場合は手術が第一選択となります。

適用となる種類

画像提供:参天製薬

アップニーク®ミニ点眼がおすすめの方

手術を検討する前段階の方や、日常生活でまぶたの重さが気になる方に適しています。

アップニーク®ミニ点眼の特徴と効果の持続性

本剤は使いやすさと安全性を考慮した設計となっており、防腐剤フリーの1回使い切りタイプです。

形状 0.3ml×30本(1ヶ月分)の1回使い切りタイプ
用法 通常、1日1回、1回1滴を点眼します
即効性 点眼後、早い方で5〜15分、多くの方が2時間以内に効果を実感されます
持続性 1回の点眼で8時間程度、まぶたの引き上げ効果が持続します
変化の目安 約1mmほど上眼瞼が挙上し、視界の広がりや整容面の改善が期待できます

費用と受診の流れ

本剤は薬価基準未収載医薬品として販売されるため、公的医療保険の対象外(自由診療)となります。また、医薬品につき医師の診察が必須となります。

※診察の結果、アップニーク®ミニの適応がないと判断されても、初診料+検査費用は発生しますので、ご了承ください。
薬剤価格 1箱 4,980円(税込) ※30本入
初診料/再診料+検査費用 2,000円(税込)

処方までのステップ

  1. 医師による診察

    現在のまぶたの状態を確認し、アップニーク®ミニの適応があるかを診断します。
  2. 処方・ご購入

    効果が確認できた場合に限り、本剤を販売・処方いたします。

ご使用上の注意事項と副作用

アップニーク®ミニを使用する際は、以下の点に注意が必要です。また、保険診療と同日にアップニーク®ミニを処方することはできますが、保険診療とは別会計になりますためご注意ください。

使用できない方・注意が必要な方


主な副作用

副作用として、まぶたのかゆみ、充血、ドライアイがみられることがあります。また、点眼直後は一時的に目がかすんだり、まぶしく感じたりすることがあるため、症状が落ち着くまで運転等は控えてください。